東京市場でも原油・金が急落 ＮＹの下落受け- Tokio 2011
7:32 PM
Unknown
６日の東京市場は、前日のニューヨーク市場の商品価格の下落を受け、原油や金の先物価格が急落している。東京工業品取引所の原油先物は、取引の中心である１０月物が、一時、２日の清算値と比べ７４３０円安い１キロリットル＝５万２４３０円まで値下がりした。３月１８日以来、およそ１カ月半ぶりの安値水準。
金先物は、取引の中心となる２０１２年４月物の価格が、同２５２円安い１グラム＝３８３５円まで急落。４月１日以来、約１カ月ぶりの安値水準をつけた。
米国の景気回復が遅れ、原油の需要が低迷するとの見方が広がったことや、株価急落で投資家のリスク回避姿勢が強まったことなどが商品価格の下落につながっている。大和証券キャピタル・マーケッツの浜口政己シニアストラテジストは「商品価格は急上昇が続いていたため、いったん利益を確定する売りが出ている」としている。
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